四万十川へ来ないでください…と言える勇気!

「過疎が呉れた宝物」…四万十川から  
        四万十川が世界一魅力的な その理由
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  「工業立国」
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明治維新以来の日本の国策は「工業立国」だったのだが…「工業」とは「速い・安い・強い」が尊ばれる世界である。その為に切り捨てたモノは多かった!

その切り捨てられたモノのひとつが「環境」だった。
従って工業の発達した地域の「環境」は見捨てられた。水俣もそのひとつである。しかし…

賢い日本人は「バブルの崩壊」を機に考えた!「このままじゃいかん!故里がない!」その反省のきっかけが、たった30分のNHKの「日本紀行」だったのだが…

その画面に映った「日本最後の清流・四万十川」こそが、「環境立国」へと進むtop runnerだったのでる。

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 「少年サッカーの逆転走」
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四万十川少年サッカーの準備運動のひとつに「逆転走」がある。これは太郎の笛で走り始めた子どもが、二つ目の笛で逆走するのだが、瞬発力の育成以外にもうひとつの目的がある。

それは「走るに遅いビリの子が瞬間的にトップに立つ事によって頑張る事ができる!」という「励まし」の意味を持つ事である。

まさに昭和57年の「四万十川」がこの「ビりのトップランナー」だったのである。

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  「環境立国」
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四万十川から都会を見れば…環境のヒントは「工業=早い+安い+強い」の反対要素を探す事だと判る。

それは…「のんびり・不便・希少」である。
これは…まさしく「四万十川」の持つ個性そのものである。

かくして「四万十川」は、まさに「環境」の面では素晴らしいトップランナーなのだが…「立国」と言う「経済追求」の匂いがする言葉がくっつくと悩んでしまう。かくして「今の四万十川の課題」が見えてくる。