四万十川の『生活保護家族三羽』

サンバの愛鴨は住所が不定不明だ。

増水すると何処かに避難するのだが、それが何処かはわからない。だから花子の出前は荒天時には届けられない。当然絶食空腹だろう!その証拠は

荒天が過ぎて水位が正常に戻ると花子の出前を貰いに現われる時は、スキップを踏んで小躍りしながらガヤガヤと嬉しそうに賑やかである。
その姿は写真には撮れてない何故なら突然であり又動きが速くカメラを用意する時間が無いからである。写真が撮れないのは突然過ぎるばかりでなく、花子も太郎も大笑いするからだ。笑いながらも感激しているのだが…いずれにしても登場写真が無い。
しかし退場時は簡単に撮影できる。何故ならブロックから四万十川に向かって飛んで降りるからで、まるでオリンピックの水泳のスタートの様だから写真は沢山ある。

下の写真は天気が下り坂でちょっぴり不安を抱えて『行先』を話し合っている状況である。
 
合鴨は天然の在来種ではないという意地悪な動物学者の声は無視するとして・我が家の家族の一員になっているから、台風が近づくと母親花子も心穏やかでないのである。

四万十川の特徴は●Harmony共生調和 ●Hobby趣味スポーツ●Hospitality  人情・おもてなし だと考える太郎にとっては

我が家におけるサンバとの付き合い方は『悪くない』と思っている。だってサンバから見れば我々も『自然の一部』でしかないのだ。

そしてサンバから学んだ!
人間とは肩書と武器を持つと忘れ物をする動物の様である。