自然との付き合い・・・

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チゴガニ
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四万十川汽水域にチゴガニが居る!
体長は甲殻部分が1〜2cm…足を伸ばしても3〜4cmもない程度の小さなカニだ。

汽水域の川岸の砂地部分に棲んでいるのだが、その数は数え切れないほどだ!
しかし…そんなに沢山居ても人が見かける事は少ない!なぜか?

それは「警戒心」が強いのと「動き」がカニに似合わず素早いのだ!
人が彼らを見つける前に、彼らが人を見つけて近くの穴に隠れるのだ!

        

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「出会いのチャンス」
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彼らに出会うためには…彼らが気を許すまでの時間が必要だ!それは数十秒…
僅かな沈黙と静止なのだが…その行為が今時の日本人には苦痛なのである。

その「苦痛の沈黙」の先に、おびただしい数のカニのダンスが待っている。
人間にしたら…「ただ見るだけ」なのだが…その姿こそが感激と感嘆だと知ることになる。

そして…反省する!「もっとゆっくり生活出来たらいいなあ!」と

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「野生との付き合い」
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自然界の生物と付き合うためには…彼らのペースやルールに合わせなければな
らない!これはある種の愛情でもある。

四万十川に居れば「当然」だと判るが…滋賀県では解かってない人が多いようだ!

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