四万十川観光関係者に捧ぐ!

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  「四万十川の菜の花」
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四万十川の河川敷には「自然群生の柳林」がある。その足元には「藪」が在ったのだが洪水時には「水流を阻害するから」と言う理由で伐開した。すると「それまでは「陽の当らなかった地表」に菜の花が咲いた。見事に咲いた!
   
それを見た「地元」と「観光関係者」は「観光」に走った!成功して今では「四万十川の春の代表イベント」となっている。この催事の大前提は云うまでもなく「菜の花」である!

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  「今年の菜の花は遅い!」
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今年は昨年の3/15に較べて一週間ほど遅く3/20ごろがピークである。しかし、気の早い観光関係者は3/8(土)に「お祭りイベント」を昨年から企画してポスターを作った。花は遅いが、人間の気は早かった!

地元民としては「何時でも行けるからどうでも良い事」「自然が相手だか誤差はハナから判っている事」なのだが…そうは行かない人も居る。それがポスターを作った観光関係者である。前日の今日も気温は高くない!さぞや気をもんでいる事だろう…自然相手の観光とはげに難しいものである。

しかし…こんな話もある。

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  「五年前」
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不破の河川敷で「無料お善哉サービス」をしていた時の事だが…大阪からツアーで来た団体客がこんなことを云っていた。

  「無料のお善哉頂いたからすぐバスに帰ろう!」
  「菜の花見物の順路はこちらですが…」
  「いいの!菜の花はもういい!日本中何処にでも咲いてるわよ!」
  「・・・」

明らかに目的は「菜の花」ではなく「無料のサービス品」だと判る!こんな現実もあるのだから場末の四万十川菜の花まつり企画者に申し上げるが…「花より団子」ですぞ!
taro410@adagio.ocn.ne.jp−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−