龍馬の休日


この峠の手前は「土佐藩」で向こうは「伊予藩」だ!
つまり、ここは現在の「県境」である。江戸時代に坂本竜馬が脱藩した梼原町の「韮ケ峠(にらがとおげ)」なのだ。

海抜約1000m超のこの山道を19歳の竜馬は「桜の頃」に駆け抜けて行ったのだ。今では車で走り抜けることが出来るが、その道を地図で比較すると面白い。「龍馬は直線・車は曲線」なのだ。

合理化の進む現代において「車」とは案外と不便で、その利用においての「道路」とは無粋で、その利用の為に自然破壊を行っていることが分かる。工業は必ずしも国のため成らず!「開国=工業立国」を目指した坂本龍馬さん達も「まさか」の結果で苦笑!・・・?

 花子 「あなたの話は結果論だわよ!」
 太郎 「…」
 花子 「結果だけで話をするってのは…まるで大学教授ね!」
 太郎 「龍馬が今の時代にタイムスリップしたなら、教授には成れんかな?」
 花子 「成れん…のじゃなく…成らん…でしょね!」

坂本龍馬が脱藩したのは江戸のある「東向き」ではなく、「西向き」だったのが何とも面白い!近道ではないのだ!