今一度…日本を洗濯致したく候

三点セット
「金太郎飴」とは…どの切り口も同じ金太郎の顔が出てくるからそう名付けられたが…最近では「没個性」の形容詞として使われることが多い。地方自冶体の、その金太郎飴の今の三点セットが「ユルキャラ・マラソン・イルミネーション」だ。せめて内容で個性を見せるものの、発想力は没個性で、それよりも「公平の原則」が重要視されている。負けず嫌いと言えばそれまでだが、地方自冶としてはちょっと違う努力に見える。

四万十川が「日本最後の清流」と呼ばれるのはその個性からである。他の都市河川が近代化され直線化されたのに、この川だけはそれらに追従し得なかった。この我慢が希少性を生んだのだ。だからこの川は曲がっている。

選挙の舌戦が始まった。これも個性の戦いのはずなのに聞くべき理論は全くない。その連呼の三点セット…

 「このままじゃいかん!」・・・現職がこう叫んじゃいかん!
 「私は中央とのパイプを持っている!」・・・パイプだけなら俺も!
 「景気は任せて下さい!」・・・悪くなる一方だぜ!

太郎 「真面目に政治を考えたら“白票”も選択肢のひとつだぜ!」
花子 「若いわねえ!」
太郎 「気が短いってことかい?」
花子 「違う!棄権するプー太郎と結果は一緒よ!」

太郎 「龍馬だったら…クラッシュ&ビルドって叫ぶかな?」
花子 「違う!龍馬さんなら…ウオッシュ&リフレッシュ!」