沈下橋再考

四万十川沈下橋(47橋)の全ては戦後製作されたものである、
現在の構造計算では寿命は未だのはずだが…昔の基準は曖昧だったのか…最近トラブルが多い。

47橋全てが「直線」「水平」「低身長」ということを見ても、技術水準の高くない時代の産物だと思ってみれば仕方のないことかもしれない。
また…水没が前提なので、襲ってくる水圧によって老朽化は早いようだ。

水没して衝撃や圧力に耐えて耐えて耐えてわが身を削ってでも人間の生活を守る。これほど親近感と親水性の高い構造物は他にはない。「感謝の心」でこの橋を眺めると、これほど愛おしい風景は他にはない…