道路標識

「道路標識」というものは「交通安全」の為にある。これは「公安委員会」が設置し「警察」が指導取締りをする手段の小道具である。道路工事が行われる時は施工する役所は「警察」を窓口とする公安と協議して「速度制限や一時停止等」規制を設け、道路標識を決定し工事が行われる。
写真の場所は少し経緯がおかしくて、工事がなされた時は「左折」のみ可能な構造中央分離帯はゴムのポールで閉鎖されていた。標識は無く路面の矢印のみが書かれていた。ところがゴムのポールは間隔が約1mだったので、自転車やバイクは通行が可能だった。付近の高校生はそれを抜けて通学した。
警察が取り締まろうとしても、交通標識は無かったので「違反」とはならなかった。そしてあまりの交通量の多さに道路管理者はゴムのポールを撤去した。すると自転車やバイクだけでなく普通自動車も通行をし始めている。平面構造的には右折車線が無いためかなり危険な場面が発生する。しかし「違反」ではないため警察は取り締まれない。ここには「工事」「警察」「公安」「利用者」の縦割りの意見が埋没している。
 間もなくペンキは消える!さて…
違反と安全の追及はおかしな関係にある。原因は「時間貧乏」だよね!
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